SwitchBotとiPadとテレビで監視カメラのように使う

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お手軽に監視カメラを追加したい、という話が舞い込んできました。

具体的には、全部で4ヶ所にカメラを置いて、その映像を4分割で常時モニタに映しておきたいというもの。ついでに、手元にiPadを置いて、同じ映像が確認できればなお良いみたい。

できればあまりお金はかけたくないようで、人が来たかどうかがわかる程度…何なら、ペットを見守るカメラみたいなものでもいいらしい。防犯目的ではなく来客確認が目的、でしょうか。

となれば、SwitchBotとiPadの組み合わせに、AirPlayのミラーリングを組み合わせればいけそう。

今回は作業中に写真やスクリーンショットが撮れない環境での作業だったので、スクリーンショットだけ後から準備しましたが、基本的には手順だけをメモメモ。

準備

今回新たに用意したものは、以下のもの。

  • SwitchBot 見守りカメラ 3MP(4台)
  • ScreenCast4K JVAW76-EJ(iPadの画面をモニタに映すためのレシーバー)
  • モニタ(32インチの液晶テレビ)

iPadは既にあるものを使いました。

SwitchBotの設定

SwitchBotの設定は、iPadに専用アプリをインストールし、アプリから行います。

アプリをインストール

まずはiPadに、SwitchBotのアプリをインストールします。

Androidの場合はこちら。

アカウントの作成

SwitchBotアプリのインストールができたら起動し、アプリのホーム画面右上の「+」をタップします。

初めて起動したホーム画面

ログイン画面が表示されるので、ここで新規にアカウントを作成します。

アカウントの作成

メールアドレスとパスワードを設定し、プライバシーポリシーと規約に同意したら、「作成」をタップします。

アカウントの設定

カメラの追加と設定

アカウントが作成できたら、ログインしている状態で再度ホーム画面右上の「+」をタップし、カメラの追加をします。

初めて起動したホーム画面

次の画面で下にスクロールし「SwitchBot 見守りカメラ 3MP」をタップします。

見守りカメラ3MPを追加

SwitchBot見守りカメラ3MPをコンセントに接続し、赤いLEDが点滅するまで待ち、点滅が始まったら次のページへ進みます。

カメラの電源を入れる

Wi-Fiの設定を行いますので、2.4GHzのSSIDとパスワードを入力します。デフォルトで、作業しているiPadに設定されたSSIDが入力されていますので、そのままでOKの場合はパスワードの入力だけでOKです。

カメラにWi-Fiの設定をする

Wi-Fi接続情報を入力すると、次の画面でQRコードが表示されます。SwitchBot見守りカメラ3MPのカメラに、QRコードを読み取らせます。正常に読み取れると音が鳴り、緑色のLEDが点滅します。

画面に表示されたQRコードをカメラで読み取る

しばらく待つと緑色のLEDが点滅から点灯に変わるので、アプリで次へ進みます。

以上でカメラの映像がiPadに表示されるようになりました。もしカメラのアップデートがある場合は、ここでアップデートを行うことができますので、実行しておきましょう。

ここまでの作業を4台分行います。

4台のカメラを追加したところ

4台のカメラを追加したら、どのカメラでもいいのでタップして、映像を表示してみます。実際の映像はここでお見せできないので、塗りつぶしています。

カメラの映像を確認

上の画面写真の赤矢印の部分をタップすると、4分割モードに切り換えることができます。

4分割画面モード

この状態でiPadを横向きにすれば、画面いっぱいに4分割された映像が表示されます。

iPadの画面をモニタに表示

カメラ4台の追加と設定ができ、iPadの画面に表示させることができたら、その画面をモニタにミラーリングする設定を行います。

iPadの画面をミラーリングするための機器はいろいろありますが、今回は「j5 create」というメーカーの「ScreenCast 4K JVAW76-EJ」を使います。

モニタのHDMIポートにScreenCast本体を接続し、同じくモニタのUSBポートにScreenCast本体からのUSBを接続します。

モニタの電源を入れ、HDMI入力に切り換えると、ScreenCastの設定方法が画面に表示されていますので、以下の手順でWi-Fi接続の設定を行います。

まず、画面に表示されているSSIDに、iPadから接続します。

ブラウザ(Safari等)で「http://192.168.203.1」を開きます。

接続したいWi-Fi環境のSSIDとパスワードを設定します。

以上でScreenCastのWi-Fi設定ができました。iPadのWi-Fi設定を元に戻します。

iPadにカメラ映像を表示した状態で、コントロールセンター(右上の隅から下へスワイプして表示するメニュー)にあるAirPlayの設定を開きます。

iPadのAirPlay設定を開く

ScreenMirroringに表示されているScreenCastをタップすることで、モニタにiPadの画面がミラーリングで表示されます。

ScreenCastを指定する

設置

あとはモニタやカメラを定位置に設置するだけ。

iPadの方は常時電源に接続しておき、スリープを解除、ケースを閉じても画面が消えないよう設定すればOKです。

以上の手順で、SwitchBotを使った監視カメラの設置が完了です。

実際に機器を操作している写真がないので、わかりにくいかもしれませんが…手順的にはそんなに難しくないので、きっと大丈夫!やればできる!

ちなみに、SwitchBotのアプリを複数の端末にインストールして、いずれの端末も同じアカウントでログインすれば、全ての端末で同じカメラの映像を見ることもできました。ただし、ネットワークの負荷が増えますので、ご利用は計画的に。

ということで、お疲れ様でした!

初稿:2022年12月3日

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