WindowsサーバのアプリケーションログにイベントID 513のエラー

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いつからか、毎日決まった時刻にエラーが記録されていました。

いくら他の仕事でいっぱいいっぱいだったとは言え、しばらくアプリケーションログの確認を怠っていたのは管理者失格。猛省すべき状態です。

さて、肝心のエラーですが、ソース:CAPI2、イベントID:513、レベル:エラー、でした。

もし、このエラーが重大なものだったとしたらどうしよう、なんて不安になりつつも、こいつは何なのか、軽く調べてみたのでメモメモ。

CAPI2 513 の原因

アプリケーションログに出力されていた警告は、以下の通り。

暗号化サービスで、システム ライター オブジェクトで OnIdentity() の呼び出しを処理中にエラーが発生しました。

Details:
AddLegacyDriverFiles: Unable to back up image of binary Microsoft Link-Layer Discovery Protocol.

System Error:
アクセスが拒否されました。

バックアップ絡みのエラーだということはわかりますね。確かに、このエラーが出ている時間は、日次バックアップ処理が動いている時間です。

エラー内容を頼りに、マイクロソフトのトラブルシューティングで調べてみたところ、こんな記事を発見しました。

上記サイトの「現象」セクションを見てみると、英語表記になっているとはいえ、ログの内容が同じです。

原因は、NT AUTHORITY\SERVICE (service account)を読み取るための権限がVSS System Writerに無い、というもの。

暗号化サービスとしてSystem Writerが実行されて、Microsoft Link-Layer Discovery Protocol(Mslldp.dll)から情報を読み取ろうとしても、アクセス権が無いのでエラーが発生する、というのが原因のようです。

これに対しては、特に対策する必要はなく、無視しておいて問題ないようです。

もしログが気になるようなら、System Writerの処理に必要なアクセス権限を、Mslldp.dllに付与してあげればOK。

権限を付与する手順など、詳しくは上記マイクロソフトのトラブルシューティングサイトでご確認ください。

さいごに

ということで、今回のエラーは特に問題が無いとのことなので、無視しておくことにしました。

いまだにWindowsサーバをきちんと理解できていないので、もしこの解釈が間違っているようでしたら、コメントで教えていただけますと幸いです。

以上、今日の作業は終了です。お疲れ様でした!

初稿:2023年10月13日

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