[CentOS] CentOS8.0にPHP7.3をインストール

※当サイトでは広告を掲載しています

CentOS8.0では、デフォルトでPHP7.2がインストールされます。

そのままでも今は問題ないのですが、できれば最新のPHP7.3系を使いたいので、アップグレードを行います。

PHP7.3をインストールするためにはRemiリポジトリが必要になり、Remiを入れるためにはEPELリポジトリが必要になりますので、リポジトリ追加の手順からメモメモ。

EPELリポジトリの追加

dnfでもyumと同様、Remiを追加する前にEPELを追加する必要がありますので、まずはEPELから。

# dnf -y install https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm

Remiリポジトリの追加

続いて、Remiをインストールします。

# dnf -y install https://rpms.remirepo.net/enterprise/remi-release-8.rpm

PHP7.2を無効化

PHP7.2が入っている場合、アンインストールする必要はなく、モジュールの無効化を行います。

# dnf module disable php

PHP7.3をインストール

Remiリポジトリを追加し、PHPモジュールのリセットができたら、いよいよPHP7.3をインストールします。

# dnf module install -y php:remi-7.3

依存関係も含め、モジュール一式がインストールされます。

バージョンを確認して7.3になっていればOK

以上でインストールが完了です。あとは、運用していくうえで必要な関連パッケージがあれば、適宜追加しましょう。

最後に、PHPのバージョンを確認してみます。

# php -v
PHP 7.3.11 (cli) (built: Oct 22 2019 08:11:04) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.3.11, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
    with Zend OPcache v7.3.11, Copyright (c) 1999-2018, by Zend Technologies

無事、7.3になりました。お疲れ様でした!

初稿:2019年10月28日
[CentOS] 不要PCにCentOS8.0をインストール
つい先日、CentOS7.6で環境を構築したばかりのような気がしますが、CentOS8.0がリリースされたので、さっそく使ってみることにしました。 まず事前情報として確認していたのが、TLS1.0と1.1がデフォルトで無効になること、ファイ...
[CentOS] CentOS8.0にMySQL8.0をインストールする
CentOS8.0では、MariaDBというMySQL派生のDBと、本家MySQLの両方がインストールディスクに収められていますので、自分で選択できるようになりました。 MariaDBは、DBとしての機能はMySQLとほぼ同じなので、そのま...
[CentOS] CentOS8.0にMariaDB10.3をインストールする
CentOS8.0では、MariaDBというMySQL派生のDBと、本家MySQLの両方がインストールディスクに収められていますので、自分で選択できるようになりました。 MariaDBは、DBとしての機能はもとより、MySQL向けの接続クラ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました