結局、実家から持ってきたのはいいけど、使い道もないし、電源も入らなくなってしまったので、分解してみることにしました。
バッテリー2つ(このノートPCは、メインバッテリーとセカンドバッテリーが標準装備?らしい)を取り外し、本体裏のネジを全て外したら簡単に筐体をあけることができたので、キーボードを外し、FDDを外し、HDDも外してバラバラに。
今のPCと違って、石はどれもでかいし、CPUは今ほど大きくないので、どれがCPUなのかがわかり辛かったですが…ひとつだけ「Intel」と刻印があったので、どうやらこれがCPUらしい。
本体を分解した後は、そのまま捨てるのが危険そうなHDDを分解。どんなデータが残っているかわからないし、かといって読み込める環境もないし。
HDD自体は2.5インチで、厚さが12mmくらいかな。今ノートPCなどで主流の2.5インチ9.5mm厚よりは厚かった。
ネジ6箇所を外すと、簡単にディスクとご対面。
ちなみに奥にあるSSDは、大きさの比較用。
とりあえずはディスクに思いっきり傷をつけてみようと、ドライバーでガリガリやってみたところ、全然傷がつかない。いまどきのHDDと、ディスクの素材が違うような感じ。
じゃあ折り曲げてみようと、ラジオペンチでグイッと曲げてみると…なんと細かく割れてしまいました。割れた破片を見る限り、どうやら鏡と同じような感じ。
破片をペンチではさんでみると、鏡と同じようにパキパキっと割れたし。
昔のHDDって、ディスク部分に鏡のようなものを使っていたのかな…。
ということで、ディスクを細かく砕いて破棄しました。これでデータは物理的に読めなくなったので安全安全。
しかし、今も昔も、HDDの構造自体はそう大きく変わっていないんだなぁ。
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