今さらながら、という表現をしていいかどうかわかりませんが、Trelloを使い始めたのが2か月ほど前でした。
そのままでもタスク管理するには十分な機能を持っていますが、さらに便利になるプラグインなどがたくさん用意されているので、いくつか使ってみて、おすすめできる機能をご紹介します。
TrelloのPower-Upを使う
TrelloのPower-Upから導入したいのは「Calendar」。
ボードで管理しているカードの期限などをカレンダー表示してくれるツールです。無料プランでは1つのPower-Upしか使えないので、何を入れようか悩んでいるなら、このCalendarを入れることをおすすめします。
Chromeの拡張機能を使う
Trelloは、Google Chromeの拡張機能を使って機能の拡張が行えるのも特長です。その中でも、これは便利!と思ったものをご紹介します。
Elegantt | The leading Gantt Chart for Trello
Trelloのボードにガントチャートを追加する拡張機能です。
ガントチャートが表示されることで、よりスケジュール管理がわかりやすくなります。また、カードにも「Elegantt Settings」という項目が追加され、進捗割合や開始~終了日の指定ができるようになります。この追加項目によって、作業期間が設定できるようになります。
Card Colors for Trello
Trello標準状態では、ラベルの色は、カードのタイトル上にラインで表示されるだけなので、縦幅を取りますし、ぱっと見で分かりづらいように感じます。
この拡張機能を追加することで、カード全体の背景色をラベルの色に置き換えてくれるので、見た目で非常にわかりやすくなります。
ボードメニューの「Card Colors: Merge」をクリックすることで、ラベルの配色を変更できます。
Card Colors: Merge:カードの背景色をラベル色にする
Card Colors: Use first label:カードの背景色をラベル色にしつつ、標準のラベルラインも表示する
ラベルの種類が少ない方におすすめです。
Card Color Titles for Trello
上のCard Colors for Trelloとどちらにしようか悩むのが、このCard Color Titles for Trello。
名前が似ていますが、Card Colors for Trelloがカード全体に色を付けてくれるのに対し、こちらはカードのタイトル上にラインで表示される部分(ラベル部分)に文字が表示されるようになります。
ラベルの種類が多くなってくると、同じ色を使いまわす必要が出てくるので、そういった方におすすめです。
…が、Trello本体に同様の機能が実装されていました。カードのラベル部分をクリックすると、ラベル名が表示されます。標準機能に入っているので、もう入れる必要はないですね。
他にもいろいろ試したけど
他のPower-UpやChrome拡張もいろいろ試してみました。便利なものはいくつもあって、ぜひご紹介を、と思っていたのですが、結局、上記3つ(正確には2つ?)の拡張機能だけが残りました。
実は、Power-Upのカレンダーすら使わなくなってしまったのです。
もともとTrelloは、シンプルで気軽に使いやすいところがメリットだと思って導入してみたので、いろいろな機能を追加したら、そのメリットが無くなってしまったと感じました。
ガントチャート機能も、常に必要とはしていないので、普段は折りたたんでいます。
自分がTrelloに求めたもの
結局、自分がTrelloに求めたものはタスク管理機能。
もっといえば、「自分がしなければいけない作業」を付箋に書いて、目の前のモニタの枠に貼りつけていくような、そんな機能。
作業予定を書いて「作業予定」欄に貼っておき、作業を始めるときに「作業中」に移動し、作業完了したら剥がす。そんな機能。
ToDoリストや、こういった付箋での作業管理は非効率だ、無駄だ、と言われることもありますが、忘れっぽい人には、結局このやり方が一番わかりやすいんです。
さいごに
そんな訳で、便利なプラグインをたくさん紹介しようと思ったら、たった3つ(2つ?)しかなかった、というオチで申し訳ございません。
でも、あまりいろいろ入れてしまうと、「シンプルに」「簡単に」という部分が犠牲になってしまうので、拡張機能も厳選して2~3個くらいにとどめておいた方がいいのかもしれません。
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