Windows Updateでエラーが繰り返し発生する場合

※当サイトでは広告を掲載しています

2010年頃のDELL製PCをリカバリし、Windows Updateをしていました。

WindowsUpdate更新プログラム確認

SP1をインストールした後、さらにWindows Updateを進めようとしたところ、8007000Eエラーが繰り返し発生するように。

WindowsUpdateエラー8007000E

再実行を繰り返してもダメ、PCを再起動してもダメ。

ちなみに、常駐しているアプリは、DELLのバックアップと、ハードウェアの動作に必要なものと、Windows標準のものだけ。PCのスペックは、CPUがCore 2 Duo E7500で、メモリは4GB。HDDは320GB。Windows 7 Proの32bit版。スペック不足ではない、はず。

とりあえず、できるだけクリーンな状態にしようと、DELLのバックアップアプリ「Dell Backup and Recovery Manager」を停止して、再度実行。

WindowsUpdateエラーC80003F3

エラーコードがC80003F3に変わった!

でも何も解決していない!

念のため、DELLのバックアップアプリを常駐しないように、msconfigでスタートアップから外し、PCを再起動。再起動後、Windows Updateを起動してみたところ。

WindowsUpdateが進んだ

進んだ!

うーむ、DELLのバックアップアプリが原因?再起動を繰り返したことで進んだ?はっきりした原因はわからず。何か常駐しているアプリがあれば、とりあえず全て止めてしまいましょう。

原因がわからずモヤモヤしますが、先に進めたので良しとします(笑)

8007000Eエラー

ちなみに、8007000Eエラーが出る原因は、メモリ不足によることが多いようです。

特に実装メモリが少ないPCで出ることが多く、32bit版のWindows7は2GB以上、64bit版は4GB以上のメモリを実装し、空きメモリが十分確保できていれば、発生することは少ないようです。

また、Windows7のSP1をクリーンインストールした場合にも、このエラーが発生することが多いようです。今回はこれが原因かなぁ。

常駐アプリを止めたり、何度か再起動を繰り返してもダメな場合は、更新プログラムKB3050265を適用してみると直るかも。

C80003F3エラー

C80003F3エラーが出る場合は、Windows Updateのコンポーネントをリセットする必要があるようです。

リセットする方法はMicrosoftのサイトで確認できますが、手順は結構面倒です。日本語サイトでは、コマンド入力部分まで強制翻訳されてしまっていたので、英語サイトへリンクしています。

または、PowerShellのスクリプトファイルを以下から入手し、Windows7上で実行しても、同じ効果が得られます。

お好きな方をお試しください。

再起動ではなくシャットダウン

そもそも、Windows Updateでエラーが出たら、一度シャットダウンを試みてもいいかもしれません。シャットダウン中にインストールされる更新プログラムが残ったままだと、8007000Eエラーが出ることもあるようです。

自分の環境では、200個近い更新のうち80個程がエラーでインストールされず、その後再起動しても80個程のエラー分が出てこなくて、仕方なくシャットダウンしたらエラー分の80個程のインストールが始まった、ということがありました。

そして、エラー分80個程のインストールが完了した後は、正常にWindows Updateが進むようになったのです。

試してみる価値はありそうですよ!

初稿:2019年5月10日

コメント

タイトルとURLをコピーしました