サーバを移動してPHP+MySQLが使えるようになったので、今までPerl+TXTファイルで作成していたツール郡をPHP+MySQLに移植することにしました。すでに一部ツール郡の移植は終わっています。
しかし、ローカルPCではPHPを使えるようにしたものの、まだMySQLが入っていないので、動作確認は常にサーバにアップロードして行っていました。これが非常に面倒。
なので、ローカルマシンにMySQLをインストールしてみました。そのときの手順を忘れないようにメモメモ。
まず、MySQL 5.0 for Win32のダウンロード。以下のページから「MySQL Community Server」のダウンロードボタンをクリックし、「Windows ZIP/Setup.EXE (x86)」をダウンロード。
何やらユーザー登録っぽいものが必要ですが、まあ適当に。ただし、ウソを書いたらダメですよ、たぶん(笑)
ダウンロードが完了したら、セットアップファイルを解凍して実行。とりあえず最低限使えればいいので、Typicalでインストール。
インストーラーから引き続き、MySQLの環境設定に進みます。環境設定に進まなかった場合は、スタートメニューから「MySQL Server Instance Config Wizard」を起動すればよい。
以下、設定項目がいくつかあるので、最初の画面を除いて箇条書きで。
- Detailed Configurationを選択
- Developer Machineを選択
- Multi Function Databaseを選択
- DBのデータを作成する場所を指定
- Decisison Support(DSS)/OLAPを選択
- デフォルトのまま
- Manual Selected Default Character Set/Collationでeucjpを選択
- Install As Windows ServiceとInclue Bin Directory in Windows PATHにチェック
- Modify Security Settingsをチェックしてパスワードを入力
- Executeをクリックし、設定を反映させる
7ページ目で文字コードをEUCにしていますが、通常Windows上で使うときはShift-JISを使ったほうがいいかもしれません。
インストールと環境設定が終わったら、次はDBとDBユーザーの作成。
スタートメニューから「MySQL Command Line Client」を起動。
コマンドプロンプトの画面が開いてパスワードを聞かれるので、MySQLの環境設定時に指定したパスワードを入力する。
まずはDBの作成。DB名を仮に「sample_db」とします。
mysql> create database sample_db;
正常に作成されると、画面には「Query OK, 1 row affected (0.00 sec)」という感じでメッセージが表示されます。
今、作成したDBがちゃんと存在するか確認。
mysql> show databases;
+--------------------+
| Database |
+--------------------+
| information_schema |
| mysql |
| test |
| sample_db |
+--------------------+
4 rows in set (0.00 sec)
こんな感じで表示されればOK。
ちなみにDBを削除するときは、
mysql> drop database sample_db;
とすればよい。
最後に、DBユーザーを作成。常にルートユーザー(管理者)でDBを扱うわけにはいかないので、一般ユーザーを作成します。
mysql> grant select, insert, delete, update, create, drop, file, alter, index on *.* to user_name identified by 'password';
mysql> flush privileges;
user_nameをユーザー名、passwordをパスワードに置き換えればOK。これでMySQLの準備は完了!
これで動作確認がローカルマシンからできるので便利になる予定。あくまで予定。予定は未定。
でも、もうちょっと便利になるように、ブラウザからMySQLを操作できるphpMyAdminをインストールしたい・・・けど、今回は時間的余裕がないので、それはまたの機会に!
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