ルータとNASのログをsyslog転送

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会社のルータとNASのログを保存するためにsyslogの設定をしたので、備忘録としてメモメモ。

TeraStation TS5600DのログをCentOS8のSyslogへ転送する
TeraStationのファイル操作ログを、CentOS8上に立ち上げたsyslogサーバへ転送するための設定です。 以前、CentOS5でも同様の設定を行いましたが、サーバがCentOS8に変わり、TeraStationがTS5600Dシ...

Baffalo製の無線ルータが複数ありますが、ログは全てまとめて以下のファイルに出力させる。

/var/log/router

そして、NASのログは以下に出力させる。

/var/log/terastation

出力先ファイルは、あらかじめ touch で作成しておく。

さて、設定。

社内テスト用のWebサーバ(CentOS 5.11)を立てているので、このサーバにsyslogサーバを兼任させることに。すでにsyslogはインストールしてあるので、以下の通りに設定。

◆ /etc/syslog.conf に以下の行を追加。

# Router
local1.*        /var/log/router
# Terastation
local0.*        /var/log/terastation

Baffaloのルータはファシリティ「local1」で投げてくるとのことなので、「local1」は全てルータからのログとみなす。

Terastationはどうやら「local0」で取れるようなので、「local0」は全てTerastationからのログとみなす。

◆ /etc/sysconfig/syslog に赤字を追記

SYSLOGD_OPTIONS="-m 0 -r"

◆ /etc/logrotate.d/syslog に赤字を追記

/var/log/messages /var/log/secure /var/log/maillog /var/log/spooler /var/log/boot.log /var/log/cron /var/log/router /var/log/terastation {
    sharedscripts
    postrotate
        /bin/kill -HUP `cat /var/run/syslogd.pid 2> /dev/null` 2> /dev/null || true
        /bin/kill -HUP `cat /var/run/rsyslogd.pid 2> /dev/null` 2> /dev/null || true
    endscript
}

以上でsyslogを再起動すればOK。あとはルータやNAS側の設定で、ログ転送設定をすれば完了。

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