GoogleのURL短縮サービスから乗り換えるなら、URX.NUがオススメ!

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2019年10月4日追記
現在、URX.NUにトラブルが発生しているようで、つながりません。ブラウザには、DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAINというエラーと共に、「urx.nuのサーバのIPアドレスが見つかりませんでした。」と表示されます。
一部では、トラブル発生という情報と共に、乗っ取りの可能性を危惧する情報もありましたので、公式の発表があるまでは、念のためURX.NUのリンクには気を付けた方がいいかもしれません。

2019年11月14日追記
http://morimo2.info/ というURLでURX.NUと同じようなサイトが存在することを、コメントでご連絡いただきました。ありがとうございます。
また、こちらでも探していたところ、http://urx2.nu/ というURLで、URX.NUと同じようなサイトを発見しました。
どちらもマルウェアなどは検知されませんでしたが、公式サイトでURL変更の告知がないこと、同じく公式ではURX.NUの紹介が無くなっていることを考えると、私には、どちらのURLも本物のURX.NUかどうかの判断ができませんでした。

URLの短縮とアクセス集計を行いたい場合、QRコード化は別のサイトを利用する必要がありますが、代替としてbitlyはいかがでしょうか。

短縮URLとアクセス集計の管理にbitlyをオススメしてみたい
bitlyという短縮URLサービスは、サイト全体が英語。英語ということで、なんとなく苦手意識を持っている人も少なくないのではないでしょうか。自分もそのひとり。 しかし、使ってみると意外と簡単で、英語もそんなに難しくなかったので、同じ思いをし...

Webサイトへのリンク用としてQRコードを作成するとき、短縮URLを使うことが良くあります。

例えば、当ブログでここ最近アクセスの多い https://vertys.net/advanced-custom-fields-error/ というページのURLをQRコードで作る場合、このままだと以下のようになります。

URL短縮前のQRコード

しかし、このURLを短縮した https://goo.gl/c5kb79 というURLでQRコードを作ると、以下のようになります。

URL短縮後のQRコード

QRコードは、情報量が増えることによってバージョンが大きくなります。バージョンが大きくなればなるほど、コードが細かく(サイズが大きく)なっていきます。

短縮前URLの情報量ではQRコードのバージョンが6でしたが、短縮後URLの情報量ではQRコードのバージョンが3で済みました。QRコードのバージョンが3つ違ってくると、ご覧のようにコード自体の細かさもだいぶ違ってきます。

そのため、掲載スペースが限られる印刷物にQRコードを使う場合は、できるだけバージョンの低い(=コードが細かくない)ものを使いたいものです。

だって、例えばQRコード用に1cm四方のスペースしか取れない場合、上記バージョン6のQRコードでは、スマホ等で読み取りにくくなってしまいますから。

GoogleのURL短縮サービスが終了

短縮URLと言えば、GoogleのURL短縮サービス「Google URL Shortener」が有名ですが、既存ユーザー向けサービスが2019年3月30日で終了してしまいました。

匿名ユーザーと、今までに一度もこのサービスを利用したことがないユーザーは、すでに2018年4月13日より利用できなくなっています。

無料サービスなので、突如サービスが終了されても仕方がないとは思いますが、今まで使えていたものが使えなくなると、不便になってしまいます。

そこで乗り換え先を探すわけですが…比較的名前が知られているところでは、以下のサービスが候補として上がってきます。(独断と偏見による)

bitly
・TinyURL
is.gd
URX.NU

いずれも一長一短あるとは思いますが、私はこの中でURX.NUをオススメします。

URX.NUがオススメの理由

今や、短縮URLサービスを使う理由の8割以上は、QRコードを作るためだと思っています。根拠はありませんが、自分が9割以上QRコードを作るためなので。

そうなると、URLを短縮してくれるついでに、QRコードを作ってくれるサイトはとても便利です。QRコードも作成できるサービスは以下の通り。

is.gd
URX.NU

どうせなら、作成した短縮URLからサイトに来てくれた人がどれくらいいるのかをカウントしたい。短縮URLカウント用にクッションページを作成したり、アクセス解析でリファラーをチェックする方法もありますが、もっと簡単に確認できたらいいな。

そんな願いを叶えてくれる、短縮URLのカウント集計機能がついたサービスは以下の通り。

bitly
URX.NU

いかがでしょう。QRコードも一緒に作成してくれるサービス、カウント集計をしてくれるサービス、その両方の機能があるサービスがひとつだけありますね。

そう、URX.NUです。

URX.NUは、URL短縮、QRコード作成、メンテナンスページ作成を同時に行い、URLごとに生成されるメンテナンスページでクリック数が集計できるのです。しかも、日別・月別・年別で。

さらに、短縮URLの期限も1日~7日まで1日毎、または無期限、と選択できるので、期限付き転送まで実現できてしまいます。

実際に使ってみましょう

これだけ機能が揃っているのに、実際に使ってみたところ、操作はとても簡単でした。手順は以下の通り。

URX.NUのサイトへ

まずはURX.NUのサイトに行きましょう。

URL短縮サービスサイト

短縮URLの作成

ページの下の方に、短縮したいURLを入力する項目があります。

URL短縮欄

ここにURLを入力し、「変換する」をクリックします。

短縮URLの有効期限は、デフォルトで期限なしになっていますが、期限付きにしたい場合はここで1~7日を選択します。

QRコードのサイズも指定できます。デフォルトでは120×120になっていますが、60×60、240×240、350×350から選べ、QRコードが不要の場合は不要という選択肢もあります。

短縮URL作成後の画面

短縮URLに変換すると、以下の画面が表示されます。

URL短縮後の画面

ここで短縮URLの取得やQRコードのダウンロード、短縮URLとQRコードをメールで送ることもできます。

そして、クリック数の確認や短縮URLを削除するための、メンテナンスページURLも確認できます。このURLを忘れないようにメモしておきましょう。

メンテナンスページ

メンテナンスページでは、クリック数が日別・月別・年別でグラフになっています。

URL短縮後のメンテナンスページ

また、URL入力欄の右側にある赤い削除ボタンをクリックすることで、この短縮URLを削除することができます。不要になったら削除しましょう。

ちなみに、上記画面のキャプチャでは広告を消しているので、意味不明な空白は広告が入る部分だと思ってください。

短縮URL目的だけでもオススメ

こんなに簡単に短縮URLが作れ、同時にQRコードも作れ、その後のクリック数が管理できるサイトは、他には見つかりませんでした。

QRコードが不要な場合でも、短縮URLからの来訪者がどれくらいいるかが集計することができますし、ただ単に短縮URLを作るだけの用途でも、国産サービスということで安心感があります。

また、珍しい機能として、地名や住所からGoogleマップへの短縮URLが作れるグーグルマップ連携という機能があります。試しに住所を入れて変換してみたら、住所の場所にピンが立ったGoogleマップへ転送されました。

自分でGoogleマップのURLを取得する必要がないのは、とても楽です。

同様に、ウィキペディア連携というのもあり、単語を入力して変換することで、ウィキペディアの該当記事への短縮URLが作れてしまいます。

GoogleのURL短縮サービスからの乗り換え先を探しているなら、ぜひ一度URX.NUを試してみてください。

初稿:2018年11月10日

コメント

  1. Boo Olia より:

    本日現在、まったく違うURLアドレスで「urx.nu」が使えています。正式なものだと思いますが、私は素人なのでよく分かりません。

    http://morimo2.info/

    ご確認ください。

  2. ヴェル より:

    Boo Olia 様

    コメントありがとうございます。
    こちらでも、Boo Olia様とはまた違ったURLで「urx.nu」を発見しました。

    http://urx2.nu/

    どちらのアドレスでも、特にマルウェアなどは見つからないようですが、公式サイトで公表されていないアドレスなので、注意した方がいいかもしれません。

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