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DIY

[DIY] 小屋を建て始めました 作業1日目

DIY小屋作り一日目01

我が家に壮大な計画が誕生しました。
『小屋を建てる』
先の長い、手間のかかる、大きな大きな作業。素人による素人のための、壮大な物語がスタートしました(笑)

第一日目。

きっかけは畑の区画工事

今の自宅は、かつて祖父母が住んでいた家で、家の裏には祖父母が生前手がけていた畑が広がっています。祖父母亡き後は父が畑を管理していましたが、父も若くして亡くなり、今度は我々が管理することになったのです。

そんな家の裏にある畑の一角に、農機具や肥料などをしまっておくための小屋がありました。祖父が若かりし頃に一人で建てたらしいですが、それから数十年、風雨によりだいぶ老朽化していたことと、ちょうど畑を含めた区画工事があったことで、取り壊してしまいました。

その後、区画工事も終わったので、今度は自分たちが小屋を建ててみようと思い、建て方や使う材料などいろいろ調べ、連休にいよいよ着工しました。

まずは小屋の大きさと骨組みを大まかに決める

今回建てる小屋は、奥行き2,400mm、幅2,730mmの長方形型。本当は奥行きも2,730mmにしようと思っていましたが、小屋を建てる場所は2方が塀に囲まれる場所で、2,400mmだとちょうどその塀の幅に収まるため。

屋根は、材料調達の関係から、高さは柱ベースで2,400~2,000mmの片流れ(1寸勾配より緩やか)にして、正面と右側面は軒の出900mm。軒下に農機具を置いたり、収穫物を吊るしておけるように。

柱は束石の上に乗せ、梁の上に小屋束を乗せて片流れにするので、実際の高さは束石150mmと梁の厚み75mmが追加され、2,625~2225mmくらいになる予定。

必要な材料の見積もり

次に必要な材料。

柱は、四隅とその間に1本ずつ立てるので、75角の2,000mmを8本。同じ数だけ、足元用に金具つきの15cm束石。梁はぐるっと四方を囲うので、柱と同じ75角で2,400mmが2本、2,580mmが2本。梁同士・梁と柱は平板金具とL型金具を併用して固定。

壁になる部分の3面は、足元と柱の中間あたりに横板を入れるので、11×40mmの薄板で2,400mmが4枚、2,730mmが2枚。正面以外の壁面には1本ずつ筋交いを入れるので、20×30mmの角材を6面分で6本。

屋根の勾配を作るための小屋束は、75角の切れ端を利用して400mmを3本と200mmを3本。母屋は、正面の軒の出900mmを確保するため、20×30mmの角材で4,000mmを6本。垂木も、側面の軒の出900mmを確保するため、20×30mmの角材で4,000mmを6本。

屋根と壁は、ポリカ波板で。屋根は7尺を2枚つなげて。壁は7尺を地面ギリギリに下げて、上部は風抜け用に空けておく。

雨水を貯水したいので、雨樋と、貯水タンク「雨音くん」も。

金具は、平板金具が2種類18枚、L型金具が16個。

DIY小屋作り一日目06

固定用ねじは、コーススレッドが自宅にたくさんあったので、あるものを使用。とりあえず確保したのは、3.8の100mm、75mm、57mm、55mm、51mm、38mm。4.2の75mm。もし買ってくるなら、38mmと57mmのコーススレッドを箱で買ってきてもいいかも。安いものなら500本くらい入った箱で500~600円くらい。

DIY小屋作り一日目05

使う道具は、インパクトドライバー、電動丸ノコ、電動ドリル、水平器、ノギス、スケール(メジャー)。あと、気合と根性と体力。

過不足あってもいいので、とりあえず買い出し

これでとりあえず形になるはず!と材料を買いに行くも、トラックが借りられなかったのでそのまま持ち帰れず。仕方ないので木材のカットを依頼したら、40mmを超える材は手切りになるから時間がかかるとのこと。のこぎりを借りて、急遽店頭で自分たちで切るところから、今回の小屋作りが始まりました(笑)

なぜ店頭で自分たちで切ったかと言うと、お店で売っている木材のほとんどは4,000mmなので、切らずに持ち帰るためには、軽トラでも(許可申請を出さなければ)法的にアウト。正確には、申請しなければ3,740mmを超える積載物は違法になってしまうので、お店で1トントラックを借りる以外、切らずに持ち帰る手段がないのです。

ということで、とりあえず車(タント)に積めるサイズに切った材を持ち帰って、組み始めたのは既に16時近かったのでした。ちなみに、タントの助手席側をフルフラットにすれば、2,400mmくらいまでの荷物なら積めるんです。助手席の幅に収まるものであれば、タントちょー便利!

作業開始

まずは柱を束石に固定するために、電動ドリルで2Φの下穴を開けてから、3.8Φ57mmのコーススレッド4本を使ってしっかり固定。

束石と柱の組み合わせが出来上がったら、次は梁を準備。店頭で必要な長さに切ってきたけど、微妙に出るハンパ分はそのままにしてきたので、ここでハンパ分を電動丸ノコでカット。

DIY小屋作り一日目02

そして柱の上部を梁でつないでいく。

DIY小屋作り一日目04

平板金具を使って、梁側4本、柱側4本それぞれ3.8Φ38mmのコーススレッドで固定していく。束石の位置をしっかり出しておかないと、ここで梁と柱が歪んでいくので注意。

梁が一周したら、今度は柱の足元を薄板で固定していく。束石の金属プレートのすぐ上あたりで3.8Φ51mmの半ねじコーススレッドを使って。コーススレッドのサイズがバラバラなのは、ストック残数の調整で、この先不足がでないようにしているだけ。それ以外の理由はない(笑)

今日はここまでで暗くなってしまったので終了。

さいごに

次回は、筋交いを入れて、柱の中間あたりにも薄板を入れて、小屋束・母屋・垂木を組んで屋根を付け、壁のポリカ波板まで付けてしまいたいな~。屋根と壁さえできてしまえば、とりあえず雨風は凌げるので、少しずつ荷物が入れられるかな、と。

DIY小屋作り一日目03

ここまでの作業でヘロヘロになっている状態なので、まともに文章も考えられず。近いうちにもう少しまともな文章に書き直したいな、と思いつつ・・・今日はここまで!

初稿:2018年9月18日

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